FantomがSonic Labsに正式にリブランド｜暗号資産のトレンド

1. 主な取引所のトレンド

• 暗号資産取引所Bybit、フランスでのプロダクト・サービス提供中止へ。8月2日午後5時（日本時間）より、フランスのユーザーはいかなる種類のプロダクトの購入、新規ポジション建て・追加などができなくなる。

• OKXのプレマーケット取引機能が正式に利用開始となり、HMSTR/USDT受渡先物の第1フェーズが開始される。OKXのプレマーケット取引を通じて、ユーザーは正式上場前に通貨を取引し、厳選された暗号資産の受渡先物にいち早くアクセスし、2倍のレバレッジを享受することができる。

2. 暗号資産のトレンド

• 暗号資産ベンチャーキャピタルのParaFi Capitalは、予測市場プラットフォームのPolymarketが最近大きな成長を遂げたと報告している。2024年の米大統領選が近づくにつれ、Polymarketの取引高は今年6億8,800万ドルに達し、週間アクティブユーザー数は約1,400人から2万人超へと約14倍に増加した。

• Fantomは、Sonic Labsに正式にリブランドし、年内に新しいEVMチェーン「Sonic」を立ち上げ予定であることを発表。

• BlackRockのトークン化されたUSD Institutional Digital Liquidity Fund（BUIDL）は、米国債、現金、現先取引を保有する投資商品で、2024年3月のローンチ以来、投資家に支払ってきた配当金は700万ドルに。

• Notcoinは、さまざまなデベロッパーのゲームを紹介するゲームセクションを追加。ユーザーはゲームで遊ぶだけでなく、利益を得ることもできる。

• レイヤー1ブロックチェーンであるVenom Foundationは、フィリピン共和国との歴史的な合意を発表し、その高度なブロックチェーン技術を使用して数十億の会計帳票をデジタル化する。

• Futu香港は本日、正式に仮想通貨取引サービスを開始し、香港で初めて手数料無料の暗号資産取引を開始した証券会社となる。本日より、同グループのアプリ「Futu Niuniu」が暗号資産取引サービスを提供する。

3. 資金調達のトレンド

• Arbitrumベースの予測マーケットプレイスであるDuelNowが、GEM Digital Limitedが主導する資金調達ラウンドで1,100万ドルを調達、Litecoinの創設者であるCharlie Lee氏、Dogecoinの創設者であるBilly Markus氏らが参加。

• DeFiレンディングプラットフォームのMorphoがRibbit Capital主導の資金調達ラウンドで5,000万ドルを調達、Hack VC、IOSG、Rockaway、L1D、Mirana、Cherry、Semantic、Fenbushi、Leadblock Bitpanda、Robot Venturesなどが参加。評価額は公表されていない。

• Solanaベースの予測マーケットプレイスであるMetaDAOが、Paradigmが主導する資金調達ラウンドで220万ドルを調達。このプロジェクトは、投票ではなく市場原理に依存するガバナンス構造を確立することを目指している。このモデルはフタルキー（Futarchy）と呼ばれる。

• Binance Labsは、Universal Accountsを通じてすべてのブロックチェーンを統合し、Web3におけるユーザーと流動性の分断に対処することを目的としたL1ソリューションであるモジュラー型ブロックチェーンParticle Networkへの投資を発表。

4. 規制のトレンド

• Bloombergによると、モンテネグロの控訴裁判所は、Terraform Labs Pte.の共同創設者であるDo Kwon氏を母国韓国に強制送還すべきとの判決を支持し、同氏を米国に送還するよう求めた動きを退けた。

• EUの金融市場を監督する規制機関である欧州証券市場監督機構（ESMA）は、オフショアで重要な業務を行いながら、MiCA規制の下で部分的な認可を求めるグローバル暗号資産企業がもたらす多大なリスクを強調する新たな見解を発表した。