Tether、TON FoundationおよびOobitと提携し、シームレスな暗号資産決済ソリューションを構築｜暗号資産のトレンド

1. 主な取引所のトレンド

• Binanceは、流動性マッチングプログラムの開始を発表。流動性の向上と健全なエコシステムの構築を目指すプロジェクトが、適格な流動性プロバイダーにアプローチできる。

2. 暗号資産のトレンド

• 暗号資産マーケットメーカーであるDWF Labsは、パートナーKOL向けにWave Makerプログラムを開始し、700を超える暗号資産プロジェクトへの優先的なアクセスを通じて、ポートフォリオプロジェクトに有償のマーケティング機会を提供することを発表。

• オラクルのプロジェクトであるSupraがApeChainを統合し、オラクルの価格フィードと分散検証可能ランダム関数（dVRF）プロトコルをArbitrum L3に導入した最初のプロバイダーとなった。

• pump.funの元従業員が同社の特権的地位を悪用し、約12,300SOL（約190万ドル）を横領したが、pump.funは同社のコントラクトは常に安全であるとの最新情報を発表。

• 世界最大の証券決済システムであるDepository Trust and Clearing Corporation（DTCC）は、ブロックチェーンのオラクルであるChainlink（LINK）および複数の米国大手金融機関と、資金のトークン化を加速させるためのパイロットプロジェクトを完了。

• Tether、TON FoundationおよびOobitと提携し、シームレスな暗号資産決済ソリューションを構築

• Financial Times紙によると、世界最大の先物取引所であるChicago Mercantile取引所（CMEグループ）は、今年ウォール街のファンドマネージャーの間で暗号資産業界に対する需要が急増していることを受け、Bitcoinの現物取引を開始する予定だという。

3. 資金調達のトレンド

• ゲームとテクノロジーの開発スタジオであるParam Labsが、Animoca Brandsが主導し、Delphi VenturesとCypher Capitalが参加する資金調達ラウンドで700万ドルを調達。

• ブロックチェーンSaaSソリューションのAfriDexが、Endeavor Venturesが主導し、African Crops Limited、Oldenburg Vineyards、Hank Oberoiが参加するプレシード資金調達ラウンドで500万ドルを調達。

• エジプトのRWAフィンテックスタートアップであるMnzlが、P1 Ventures、Localglobe、Ingressive Capitalが主導し、500 Global、Flat6Labs、First Circle Capital、Enza Capital、Beenok、および非公開のエンジェル投資家グループが参加するシード資金調達ラウンドで350万ドルの資金を調達。

• SaaSソリューション企業であるAgriDexが、Endeavor Venturesが主導するプレシード資金調達ラウンドで500万ドルを調達。African Crops Limited、Oldenburg Vineyards、ゴールドマン・サックス、Citadelの元幹部ハンク・オベロイ氏が参加。

4. 規制のトレンド

• フランスの証券規制当局が暗号資産取引所Bybitに対して再度警告を発し、フランスの顧客に対して「同プラットフォームが突然サービスの提供を停止する可能性がある場合に備えて手配を行う」よう促した。

• 米国上院によって、60対38で米証券取引委員会（SEC）の議論の的になっていた暗号資産会計に関する規制が取り消されたと、同委員会の公式サイトが伝えている。