ストリーム・ファイナンスの創設者は、パートナーを訴え、契約資金9,300万ドルを個人的な損失の補填に不正流用したと訴えている。

DL Newsによると、DeFiプロトコル「Stream Finance」の創設者が、パートナー企業を相手取り、9,300万ドルを不正流用したとして訴訟を起こした。訴訟によると、Stream Financeの運営会社であるStream Trading Corp.は、ジョージア州在住のライアン・デマティア氏が個人ローンの返済不履行後に損失を補填するために資金を使用したと訴えている。一方、フロリダ州在住のカレブ・マクミーンズ氏は、1月に締結した契約条件を履行しなかったとして訴えられている。マクミーンズ氏は1月にStreamプロトコルの支配権を握ったと報じられているが、その後、オフチェーン投資のためにデマティア氏に9,000万ドル以上を委託した。創設者たちが透明性の向上を求めたところ、デマティア氏は繰り返し問題を回避し、交通事故でノートパソコンが壊れたと主張するなどした。11月2日、デマティア氏は委託資産のほぼすべてを失ったことを認めた。訴訟によると、10月10日、デマティア氏は個人ローンのマージンコールに直面し、資金不足の際にはStreamプロトコルの資産を使用したという。