金の付加価値税に関する新たな規制が連鎖反応を引き起こし、いくつかの銀行が保有する金と現物の金の交換を停止した。

11月1日、財政部と国家税務総局は金に対する増値税に関する新たな規則を公布した。週末明けの最初の営業日、中国工商銀行（ICBC）や中国建設銀行（CCB）などの銀行は、積立金の新規購入と現物金の交換を停止する旨の発表を相次いで行った。明確な発表を行っていない銀行の中にも、事実上、現物金の交換を停止した銀行もあった。具体的には、ICBCは11月3日午前、マクロ経済政策の影響と銀行のリスク管理要件に基づき、2025年11月3日より、如意金積立事業における口座開設、積立積立、新規定期積立プラン、現物金の引き出しの受付を停止すると発表した。既存顧客の有効な定期積立プランの執行、償還、口座解約には影響しない。つまり、新規顧客は購入できず、新規定期投資プランの開設も、現物金の引き出しもできない。