分散型取引所Bunni、840万ドルのハッキング被害を受け業務停止

分散型取引所Bunniは、最近の840万ドルのハッキング被害を受け、資金不足のため事業を停止すると発表した。水曜日にX Platform（旧Twitter）に投稿されたBunniは、安全な再開に必要な資金が不足していると述べた。開発チームは「最近のハッキングによりBunniの開発は停滞しており、安全な再開には監査と監視費用だけで60万ドルから70万ドルが必要となり、到底賄えない」と述べた。また、事業再開には数ヶ月にわたる事業開発が必要となり、プロジェクトにはそれだけの費用を負担できないと付け加えた。「そのため、Bunniの閉鎖が最善の選択肢であると判断しました」と開発チームは述べている。同プラットフォームは先月、840万ドルのハッキング被害に遭った。事後分析の結果、攻撃者はプラットフォームのスマートコントラクト出金機能における四捨五入誤差を悪用したことが明らかになった。