主なポイント
- XRPは過去24時間で1%下落しましたが、近いうちに2.80ドルの水準まで上昇する可能性があります。
- Rippleの共同創設者Chris Larsenが約1億2,000万ドル相当のXRPを売却したと報じられています。
Larsenが1億2,000万ドル相当のXRPトークンを売却
CryptoQuantのオンチェーンデータによると、Larsenに関連するウォレットから1億2,000万ドルの流出が確認されています。この最新の動きは、XRPが過去24時間で1%価値を失ったタイミングで発生しました。
この売却は、GTreasuryの買収資金調達の試みと同時に行われています。Rippleは最近、財務管理会社GTreasuryの買収を目的とした10億ドルの資金調達を発表しました。
しかし、この買収ニュースはXRPの価格に好影響を与えていません。ここ数週間、XRPは大きな売り圧力に直面しています。XRPの下落は、BitcoinやEtherなど他のリスク資産の広範な下落とも一致しています。
7月に過去数年で最高値の3.66ドルを記録して以来、XRPは35%価値を失っていますが、100トークン以上を保有するXRPアドレスの数は増加しており、近い将来XRPの価格が上昇する可能性があります。
弱気相場にもかかわらずXRPは2.80ドルを目指す
XRP/USDの4時間足チャートは依然として弱気で非効率的な状態が続いており、10月10日の暴落以降、価格の上昇が見られていません。現在、XRPは下降並行チャネル内での調整が続いており、近い将来2.80ドルのレジスタンス水準まで急騰する可能性があります。
2.80ドルのレジスタンス水準は0.618フィボナッチリトレースメントラインとも重なっており、今月末に向けて注目すべき重要なエリアとなっています。2.80ドルのレジスタンスを突破すれば、XRPは強気転換パターンを確認し、今後数週間で3.05ドルや3.40ドルの水準まで上昇する可能性があります。
RSIが52となっており、強気派が主導権を取り戻しつつあることを示しています。MACDラインもまもなくプラス領域にクロスしそうです。
しかし、強気の流れを維持できなければ、今後数週間でXRPはさらに下落する可能性があります。今後のパフォーマンスは、暗号資産および株式市場全体のリスク選好に左右されるでしょう。弱気トレンドが続く場合、XRPは今後数時間で2.2ドルのサポート水準を下回る可能性もあります。
