Vitalik：ZKやFHEに取り組む研究者が、1秒あたりのオペレーション数ではなく、オーバーヘッド比を使ってパフォーマンスを表現するようになることを望んでいます。

 VitalikはXプラットフォームで、「ZK（ゼロ知識証明）やFHE（完全準同型暗号）を行う人々が、単に『1秒間にN回の計算ができる』と言うのではなく、コスト比率を使ってパフォーマンスを表現する人がもっと増えてほしいと思っています。この方法はハードウェアへの依存度が低く、『信頼ベース』から『暗号ベース』へアプリケーションを変更する際に、どれだけ効率を犠牲にしているのかという非常に有用な指標を提供できます。また、パフォーマンスの見積もりにもより適しています。なぜなら、開発者として私は元の計算にどれだけ時間がかかるか既に知っているので、単純にコスト比率を掛けるだけでパフォーマンスを見積もることができるからです。（はい、これは簡単ではないことは分かっています。なぜなら、実行と証明の間で操作の種類が異なり、特にSIMD/並列化やメモリアクセス方法において違いがあるため、コスト比率でさえハードウェアに部分的に依存してしまうからです。しかし、それでも私は『コスト比率』が非常に価値のある指標だと考えています。完璧ではありませんが。）」と投稿しました。