三菱UFJがデジタル資産事業を開始し、個人向けセキュリティトークン取引プラットフォーム「ASTOMO」をローンチ

ChainCatcherの報道によると、三菱UFJフィナンシャル・グループと子会社の三菱UFJモルガン・スタンレー証券は、10月9日にブロックチェーン技術を活用したデジタルアセット事業を正式に開始したと発表しました。

この戦略の一環として、三菱UFJモルガンは債券型セキュリティトークン（ST）の取り扱いを開始し、フィンテック企業のSmart Plusと提携して個人投資家向けのセキュリティトークン取引サービス「ASTOMO」を提供します。同プラットフォームは当初、不動産セキュリティトークンの取引を提供し、ユーザーはスマートフォンアプリを通じて最低10万円からの少額投資が可能です。また、三菱UFJはセキュリティトークン形式で公募劣後債の発行を準備していることも発表しており、これは日本国内の銀行業界で初の試みとなります。