• この統合により、スマートコントラクトの開発者は、zero-knowledge（ZK）コプロセッシングのワークロードに対してUSDCで支払いが可能になります。
  • Space and Timeのメインネットの最近のローンチに続き、USDCの統合は同社の継続的な取り組みを反映しています。

本日、Space and Time Foundationは、USDCへのサポートを発表しました。USDCは、Circle Internet Group, Inc.の規制された関連会社によってSpace and Timeネットワーク上で発行される完全準備型ステーブルコインです。この統合により、スマートコントラクトの開発者は、zero-knowledge（ZK）コプロセッシングのワークロードに対してUSDCで支払いが可能となり、オンチェーンアプリケーションの開発に新たな機会が開かれます。

MicrosoftのM12およびCircle Venturesの支援を受けているSpace and Timeは、ZK証明済みデータのために特別に設計されたブロックチェーンです。これは、1秒未満で動作する初のZKコプロセッサーであるProof of SQLによって駆動されています。このシステムは、数百万行のデータにわたるSQLデータベースクエリを証明するように設計されており、スマートコントラクトがオンチェーンおよびオフチェーンの両方のソースからZK証明されたリアルタイムデータを利用して取引を行うことを可能にします。

Space and Timeの支援により、開発者はさまざまなソースからの検証可能なデータを含む表現力豊かなオンチェーンアプリを構築し、ZK証明済みの結果を即座にスマートコントラクトにフィードすることができます。その結果、データ駆動型の分散型金融、オンチェーンゲーム、高度なスマートコントラクト、その他のアプリケーションに新たな可能性が開かれます。開発者は、安定した価値を維持することを目的とした広く普及しているデジタル通貨を利用して、Space and TimeのZKコプロセッサーを簡単に活用できるようになりました。これは、USDCが支払いオプションとして統合されたことによって実現されました。プロトコル内での取引を円滑にするために、ネットワーク上で行われたUSDCの支払いは即座にネットワークのネイティブトークンであるSXTに変換されます。

Space and Timeの共同創設者であるScott Dykstraは次のように述べています：

「Space and TimeでUSDCによる支払いを可能にすることは、SXTエコシステムにとって大きなマイルストーンです。私たちは、業界初のサブセカンドZKコプロセッサーで、開発者が安全で表現力豊かなアプリケーションをオンチェーンで構築できるようにすることに注力しています。USDCの統合により、スマートコントラクトやオンチェーンアプリを大規模に動かすための、よりスムーズで効率的な方法が実現します。」

CircleのVice President, Corporate Development and Circle VenturesであるBrian Schultzは次のように述べています：

「私たちは、zero-knowledgeインフラストラクチャの最前線を進化させるプラットフォームであるSpace and TimeでUSDCが稼働することに興奮しています。Circle Venturesでは、Web3エコシステム全体でデジタル資産をより使いやすく、プログラム可能で、信頼できるものにする基盤技術を構築するチームを支援することに注力しています。」

Space and Timeのメインネットの最近のローンチに続き、USDCの統合は、開発者のプロセスを合理化しつつ、高性能で検証可能なコンピュートへのアクセスを同時に拡大するという同社の継続的な取り組みを反映しています。

ZK証明済みデータのためのブロックチェーンはSpace and Timeです。このブロックチェーンにより、スマートコントラクトはサードパーティに依存せず、あらゆるチェーンやソースからのデータにアクセスし、計算することが可能になります。Space and Timeは、開発者によりインテリジェントでデータリッチ、かつ検証可能なデータを持つアプリケーションを作成する能力を提供します。これは、1秒未満で動作するZKコプロセッサーであるProof of SQLによって実現されています。