来週のマクロ展望：FRBの利下げサイクル再開が間近、ドットチャートが市場の新たな駆け引きポイントに

BlockBeatsのニュースによると、9月13日、過去1週間で、穏やかなCPIおよびPPIインフレ報告と、新規失業保険申請件数の急増が、9月の会合で米連邦準備制度理事会（FRB）が少なくとも25ベーシスポイントの利下げを行う道を開いた。労働市場と物価への懸念から、米国の消費者信頼感指数は5月以来の最低値となり、長期インフレ期待は2ヶ月連続で上昇した。

FRBは来週政策会合を開催する。25ベーシスポイントの利下げ自体は、市場の変動を引き起こす可能性は低い。もし実際にそうなれば、市場参加者はすぐにFRB議長パウエルの記者会見や最新の経済予測要約（SEP）、特に新しい「ドットチャート」に注目を移す可能性が高い。以下は新しい週に市場が注目する主なポイント（すべて東八区時間）：

水曜日21:45、カナダ中央銀行が金利決定を発表；

木曜日2:00、FRB FOMCが金利決定と経済予測要約を発表；

木曜日2:30、FRB議長パウエルが金融政策記者会見を開催；

木曜日19:00、イングランド銀行が金利決定と会議議事録を発表；

金曜日未定、日本銀行が金利決定を発表；

金曜日14:30、日本銀行総裁植田和男が金融政策記者会見を開催。