SpherePayが高速・低コストのステーブルコイン送金のためにAptosをサポート

2025年9月3日 – ウィルミントン、デラウェア

Sphere LaboratoriesとAptos Foundationは本日、AptosのサポートをSphereのステーブルコイン決済プラットフォームであるSpherePayに導入する新たな統合を発表しました。

この統合により、ステーブルコインをグローバルなオペレーションに利用するフィンテック企業やプラットフォームに対して、より高速かつ低コストの国際送金が可能となります。

現在、SpherePayのダッシュボードおよびAPI製品全体で利用可能となったAptosルーティングオプションは、サブセカンドのファイナリティ（約400ms）と超低手数料を提供し、コストとスピードが財務結果に大きく影響する高頻度のフロー、例えばグローバルなサプライヤーへの支払い、運営組織間の流動性ローテーション、プラットフォームベースのステーブルコインのエンドユーザーへの送金などのシナリオに最適です。

「SpherePayはブロックチェーン技術を活用して金融インフラを再定義するパワーハウスへと急速に成長しており、Sphereがその包括的なツールキットをAptosネットワークにもたらすことを大変嬉しく思います」とAptos Foundationのエコシステム責任者であるAsh Pampati氏は述べています。「サブセカンドのファイナリティとほぼゼロの手数料により、Aptosはマイクロペイメントや高頻度のトレジャリーオペレーションを初めて経済的に実現可能にします。これこそが、本当に機能する目的主導のパートナーシップとインフラを通じて、真の金融包摂が現実となる方法です。」

SpherePayは、新興フィンテック、グローバルな支払いプラットフォーム、インフラ構築者と協力しており、コスト効率、運用のレジリエンス、コンプライアンスを重視しながら市場やチェーンを拡大しています。SpherePayはオーケストレーションレイヤー（オン・オフランプ、マルチチェーントランスファー、コンプライアンスコントロールのサポート）を提供し、Aptos NetworkはMoveベースの仮想マシンによる基盤パフォーマンスを実現します。Aptosはエコシステム全体で利用が急増しており、2025年第1四半期には月間アクティブユーザーが1,500万に達し、その四半期だけで2億ドル以上のステーブルコイン取引量を処理しました。

「Aptosはパフォーマンスレイヤーを提供し、SpherePayは信頼性、カバレッジ、コントロールを重視するチームにとって使いやすくします」とSphere Labsのビジネス開発責任者であるDan Cartolin氏は述べています。「私たちは共に、国境を越えて活動するフィンテック企業にとってより良い体験を実現しています。」SpherePayは、ラテンアメリカ、東南アジア、中東など、従来の金融インフラが十分にサービスを提供してこなかった地域を中心に、年間数十億ドル規模のステーブルコイントランザクションを促進しています。

SPHERE LABORATORIESについて

Sphere Labsは、アクセス拡大、摩擦の軽減、より繋がったグローバル経済への参加を促進するために設計されたステーブルコイン決済インフラを構築しています。主力製品群であるSpherePayは、API、ノーコードツール、高度なOTCデスクを通じて、ほぼ即時かつコンプライアンスに準拠した資金移動を可能にします。新興フィンテックプラットフォームから確立された金融機関まで、各チームはSpherePayを利用して、ステーブルコインの送金、受取、両替を迅速・透明・コンプライアンスに行うことができます。

APTOS FOUNDATIONについて

Aptos Foundationは、Aptosプロトコルの開発とエコシステムの支援に専念しています。シームレスなユーザビリティを持つブロックチェーンを解放することで、Aptos Foundationは分散化の恩恵を大衆にもたらすことを目指しています。

APTOS NETWORKについて

Aptosは高性能なプルーフ・オブ・ステーク型レイヤー1ブロックチェーンです。Aptosの画期的な技術、スケーラブルなインフラ、ユーザー保護機能は、比類なき高スループットと低レイテンシーを提供し、次世代の金融システムを数十億人規模にまで拡張するために設計されています。

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